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ニュースリリース

News

2022年02月18日

スマートファクトリー・製造業のデータ共有&ストレージ×AIサプライヤー AOS IndustryDXサービスを開始 ~各部門のメタデータ管理・詳細検索、知財検索機能を搭載~

クラウドデータ、システムデータ、リーガルデータ、AIデータなどのデータアセットマネジメント事業を展開するAOSデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 春山 洋 以下AOSデータ社)は、いつでもどこでも、セキュアなスマートファクトリー・製造業のデータ共有とバックアップを可能にするプライベートクラウドストレージによるデータドリブン製造業DXソリューション データ共有&ストレージ×AIサプライヤー「AOS IndustryDX」サービスを販売開始いたしますのでお知らせします。AOS IndustryDXは、開発・設計・生産部門などの現場の社員、人事・財務・調達部門などのスタッフ、そしてサプライチェーン網を支える数々の社内外の関係会社のために設計され、検索用メタデータを用途に応じで付与および管理できる機能を搭載いたしました。

データ共有&ストレージ×AIサプライヤー「AOS IndustryDX」イメージ
▼スマートファクトリー・製造業のDXを成功に導く「AOS IndustryDX」
https://IndustryDX.jp/

背景

製造業においてデジタル化に伴う電子データの取り扱いによる製造業のDXが求められるようになりました。製造業のDXを推進する際にまず大切なことは、エンジニアリングプロセスの可視化、設計と生産部門間の連携強化を図るための知財や機密情報を共有管理できるセキュアなデジタル環境です。

「AOS IndustryDX」は、そのためにクラウドで効率よく製品設計、工程・設備設計、生産の電子データを共有、保管することができ、エンジニアリングチェーンを強化し、サプライチェーンを再構築して設計・生産一体化により高生産性を達成するために開発されました。

AOS IndustryDXでは、

  1. 製造業におけるデータをバックアップし、どこからでもアクセスできるようにする
  2. 内部や外部と安全な共有をし、チームコラボレーションを効果的に行う
  3. すべてのドキュメントのバージョンと変更を追跡する
  4. セキュリティとコンプライアンスを最大化して、製造業の各部門のデータを安全に保つ
  5. 大規模なコスト削減を可能にする

といったコンセプトで開発され、クラウドベースのSaaSで提供いたします。

使いやすさとセキュリティを両立するDX5つのコンセプト

AOS IndustryDXでは、このコンセプトのもと、クラウドで効率よくファイルを共有、保管することができ、紙の資料やフォルダー、ファイルの整理が煩雑で最新のファイルがどれか分からない、開発・設計・生産部門などの現場の社員、人事・財務・調達部門などのスタッフ、そしてサプライチェーン網を支える数々の社内外の関係会社やサプライヤー、海外企業など製造業では多岐にわたる関係者同士の情報共有ができないままサイロ化しがちな業務における問題を解決することが可能となりました。

また、セキュリティが強化された厳格な権限管理に加え、暗号化および監査機能システムや、人的なミス・トラブル・災害にも備えた バックアップ、および大容量長期保管向けアーカイブシステムが強みのソリューションが特徴となる、製造業のために設計されたプライベートクラウドストレージを提供します。

通常の製品と比較してデータの保存と共有において、圧倒的なセキュリティ機能を有しており、製造業のデータを社内外でのやり取りを可能とし、機密性の高い部門の生産性とセキュリティの両立を実現します。

AOS IndustryDXの特長

AOS IndustryDXの特長イメージ

製造業におけるデータのデータ保存と共有の特徴に対応

製造業におけるデータの種類や特徴には、他業種では見られない多品種多様なパターンがあります。「AOS IndustryDX」では、さまざまな環境や状況で日々蓄積されるデータのセキュリティを保ちながら一元管理し、保存と共有のインフラを構築することで製造業のDXの推進を支援します。
「AOS IndustryDX」はデータを安全に保存・共有

各部門のメタデータ管理・詳細検索機能を搭載

製造業において、設計・開発部門におけるデータ、製造生産部門からのデータや各種社内システムから生まれる経理・購買などからのデータ、AIデータからのデータを参照することで、製造業のベテランのノウハウの核となるベストプラクティスデータの共有に基づき、現在の状況を正確に捉えた上で判断を下すことができます。

様々なこれらのファイルに対して、詳細検索のための検索用メタデータを、用途に応じで付与および管理できる機能です。研究、設計、生産、マーケティング、購買、営業などの他部門が存在、それぞれに係るデータも多岐に渡るため、各データに対して部門ごとの特性に応じたメタデータを付与することができ、管理・検索を容易にできるようになります。

メタデータ管理・詳細検索イメージ

メタデータ管理・詳細検索

製造業におけるDXの進化とAIデータ活用

製造業のDXにおいて重要なキーワードとなるスマートファクトリーの実現に向けて、「AOS IndustryDX」は、製造業のデータ活用のインフラ構築を支援します。開発や生産リードタイムの短縮を目的とするデジタルツインや、ものづくりのサービス化のような製造業の新たな付加価値の創出まで、製造業におけるDXの進化の核心は、AIへと至るデータ活用のインフラを最短で構築することと考えています。

「AOS IndustryDX」・デジタルツイン・スマートファクトリーイメージ

改正電子帳簿保存法の施行に対応

2022年1月の電子帳簿保存法の改正の施行により、これまで紙で保存されることが義務付けられていた国税関係帳簿・書類を、電子化して保存するための条件が緩和されます。
製造業のDXにおける新三種の神器の一つである、Keiyaku.Aiは、契約ライフサイクル全体を管理する企業間契約のCLMとして開発し、電子帳簿保存法第10条の用件を満たした形で契約書を保管することが可能です。
AOS IndustryDXは、製造業部門におけるデータ保存において、Keiyaku.Aiと連携し、電子帳簿保存法に対応をしています。

「AOS IndustryDX」では、製造業のDXにおける新三種の神器として、経済産業大臣賞に輝くAOSグループのリーガルテックの技術、ITreview Grid Awardの3部門で9期連続受賞、また2020年11月ITreview Customer Voice Leadersを受賞した「AOSBOX」のクラウドバックアップ技術、BCN AWARD システムメンテナンスソフト部門最優秀賞を13 年連続受賞したデータ管理技術を融合し、安全なデータのやりとりと共有および保管システムを基盤とするインテリジェントなDXソリューションとして開発されました。

製造業のDX 新三種の神器イメージ

製造業のDX 新三種の神器

AOS IndustryDXは、現場の社員、DXシステム管理者、社内外の提携企業の三者が最大の満足度になるように製造業のデータの保存と共有を実現します。

AOS IndustryDX データ保存と共有の流れイメージ

AOS IndustryDX データ保存と共有の流れ

AOS IndustryDXによるデジタルツインの加速

AOS IndustryDXの導入により各拠点に点在するものづくりに関する様々なフィジカル空間のデータをクラウドに効率よく収集することができます。これまで製造データというクリティカルな情報を外部に漏らさないために、部門別に閉じられた組織の中でのデータ共有にとどまっていた製造業の情報共有を、大容量のビッグデータへの活用へのトランスフォーメーションするために、データの保存と共有に関する安全性と効率性をバランスよく実現することを主軸に設計されています。
サイバー空間・フィジカル空間イメージ

AOS IndustryDX + デジタルツインによるSmartFactoryの実現

AOS IndustryDXは、データ共有とドライブシステムを備え、設計・開発部門におけるデータ、製造生産部門からのデータや各種社内システムから生まれる経理・購買などからのデータ、AIからのデータを参照することで、「ベストプラクティスは現場にあり、IndustryDXにもある」というコンセプトのもと、製造業のベテランのノウハウの核となるベストプラクティスデータの共有に基づき、現在の状況を正確に捉えた上で判断を下すことができます。

生産管理システムやCADシステム、調達システムなど、これまでは製造・設計・経理部門と、それぞれのセクションで個別に共有されていたデータを横断的に共有して、すべてのデータを一括で保存することは、製品企画・開発から量産まで、製造関連のすべての過程を統合したスマートファクトリーの実現において重要な技術となります。製造関連の統合されたデジタルツインの開発に、「AOS IndustryDX」の保存と共有のプラットフォームを活用することで、リードタイム短縮やコスト削減、出荷後のフォローまでを東道的にシミュレーション可能なデジタルツインの環境構築が可能となります。

AOS IndustryDX + デジタルツインによるSmartFactoryの実現イメージ

AOS IndustryDXの特長

スマートファクトリー・製造業分野においても、あらゆる企業がクラウドに移行してきています。製造業の従事者にとって、機密性を求められる重要な個人資産情報なども保存され、クラウド環境におけるセキュリティとコンプライアンスを維持することが最も重要な点となります。

AOS IndustryDXは、エンドツーエンドの暗号化が組み込まれており、共有されたファイルでもアクセスできるのは、アカウントの所有者のみです。他システムのようにシステム運営者が、お客様のファイルにアクセスすることはできません。AOS IndustryDXでは次のような機能によりその仕組みを実現しています。

AOS IndustryDXの特長イメージ

  • すべてのファイルのバージョン管理と追跡
    社内外におけるファイルのバージョン管理を正しく行うことができます。ファイルを最大10世代まで保存できるので、ファイルの上書きによるデータ喪失にも対応ができます。10世代すべてのバージョンを復元することができます。
  • 長期保存向けストレージ 膨大なスマートファクトリー・製造業のデータの保存に対応
    長期間の保存で大容量になりがちな、収集した製造業におけるドキュメントをクラウド上に安全にかつ低コストで保存ができます。設計図、生産管理、管理業務における様々な部門内に存在するデータを自動的にバックアップロードし、保存することができます。
    各過程で生成される数千、数万枚の画像ファイルや動画不ファイルが入っているフォルダーをそのままの構造で保存することができるので、膨大なデータの管理が安全かつ体系的にできます。
  • 長期保存向けストレージ 膨大なスマートファクトリー・製造業のデータの保存に対応イメージ

  • AI-OCR AIパピルスとの連携による紙文書のデジタル化と保存
    数々の部門やグループ会社に存在する膨大な紙文書をデジタル化することがDXの第一歩です。AI-OCRによるデジタル化されたドキュメントを、AOS IndustryDXに保存することで、重要文書の検索性が高まり、企業内外におけるデータ共有と活用が大きく促進されます。製造業のデジタル化によるデジタイゼーションをはかることができます。
    AI-OCR AIパピルスとの連携による紙文書のデジタル化と保存イメージ
  • 知財検索機能
    製造業における知財部門における役割は従来からの守りの法務から、新たな攻めの機能を果たすことが求められています。
    ナビゲーション機能およびクリエーション機能を実現するIndustry DXでは、知財検索Tokkyo.Aiを搭載しています。この機能により事前に侵害している特許権や著作権を調査する守りの法務のみならず、新たな知財の価値を評価、創造を行なう攻めの知財を支えるソリューションを提供しています。
    知財検索がシームレスに利用でき、知財部門のみならず、特許検索など開発に携わる技術部門においてもドキュメント作成の効率化やマーケティング活動を支援し、製造業における知財のDXを実現し革新を図ることができます。
  • AOS IDX™戦略を実現するAPI
    各業界におけるDXを実現するためには、既存の業務システムとのデータ連携が必須となります。「AOS IndustryDX」では、柔軟な業務形態を実現するための多彩なAPIが用意されます。このAPIと連動をすることにより、シームレスな業務やビジネスの設計が可能となり、DXを推進することが可能になります。各業務システムの保存先を、「AOS IndustryDX」の個人ドライブやチームドライブとして指定できるようになり、安全なデータ共有が実現されるとともに、データ保存と管理の一元化を図ることができるようになります。これにより企業が将来データの活用を図ることもターゲットに入るようになり、新たなデータを軸としたビジネスの展開も視野に入ってくることになります。
  • 製造業における課題を解決する機能
    データの種類や目的に応じて使い分けることで、ユーザビリティ、セキュリティ、コストを最適化します。製造業における従事者は、保護された製造データを保存し、セキュリティとコンプライアンスを維持することで、データを安全に共有することができます。チームでファイルを共有するための環境を提供します。3つのドライブを業務において自在に融合することで、製造データの共有効率を最大化することができます。

    製造データの保存と共有においては、多くの課題を抱えています。スマートファクトリーの実現に欠かせない製造情報のデジタル化を「AOS IndustryDX」が解決します。
    製造業における課題イメージ
    製造業における課題を解決する機能イメージ

  • ユーザビリティの高いインターフェース
    誰でも使いやすいインターフェースで、データ保存や共有の状況を一目でチェックすることができます。
    ユーザビリティの高いインターフェースイメージ

    <AOS IndustryDX メイン画面>

サービス概要

  • サービス名:AOS IndustryDX
  • 提供開始日:2022年3月3日
  • 価格: 月額89,000円(税抜)
    10ユーザーまで利用可能
    通常ストレージ 100GB
    コールドストレージ 1TB
  • URL:https://IndustryDX.jp/

AOSデータ株式会社について

  • 名称:AOSデータ株式会社
  • 代表者:春山 洋
  • 設立:2015年4月
  • 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町4F
  • 資本金:1億円(資本準備金15億2500万円)
  • URL:https://www.aosdata.co.jp/

AOSデータ社は、データ管理技術で知的財産を守る活動を続けており、企業4,500社以上、国内会員90万人を超えるお客様のデータをクラウドにお預かりするクラウドデータ事業、20年に渡り100万人以上のお客様の無くしてしまったデータを復旧してきたデータ復旧事業、1,300万人以上のお客様のデータ移行を支援してきたシステムデータ事業で数多くの実績を上げてきました。データ移行、データバックアップ、データ復旧、データ消去など、データのライフサイクルに合わせたデータアセットマネジメント事業を展開し、BCNアワードのシステムメンテナンスソフト部門では、13年連続販売本数1位を獲得しています。また、捜査機関、弁護士事務所、大手企業に対して、証拠データの復元調査や証拠開示で数多くの事件の解決をサポートした技術が評価され、経済産業大臣賞を受けたグループ企業のリーガルテック社のリーガルデータ事業を統合し、今後一層、データコンプライアンス、AI・DXデータを含めた「データアセット マネジメント」ソリューションを通して、お客様のデータ資産を総合的に守り、活用できるようにご支援することで、社会に貢献いたします。

お問い合わせ先

AOSデータ株式会社 https://www.aosdata.co.jp/ TEL:03-6809-2578
プレスお問い合わせ先:広報担当 西澤、小林 Email: pr_data@aosdata.co.jp
サービスご利用についてのお問い合わせ先:AOS IndustryDX事業担当 Email: IndustryDX@aosdata.co.jp